完成写真② |
思います。今回はリビングの続きにある和室を中心にその空間
のヒミツをご紹介します。
まずリフォーム前もリビングに隣接した和室はあったのですが
8畳床の間付きの立派なもの。今回は6畳に作り直し寝室とし
ても利用できるものとしました。
その和室とリビングは空間的にはつながっているけれど敢えて
行き来は出来ないように(廊下部分より出入り)してます。
動線的には行き来が出来た方が便利では!?って思われるかも
知れませんが、そこには何も置くことが出来ませんしちょっと
寝室としては騒がしくなるかもしれませんよね!
間仕切りとしてリビング側にはTV台を、和室側には本棚を作る
ことで収納力をUPしました!
尚且つ、やはり気配は感じたい、昼間は開放して風も通したい!
っていう要望に応えるために建具を駆使することで実現した空間
がこれらになります。と言うことで早く写真で説明しましょう。

リビングの向こうに和室が見えています。

東面なので朝日が差し込んできています。
天井は例の杉板張り!

和室側からリビング方向を見てます。下部には本棚を作って
少しでも収納を増やしています。

ここからがミソの部分です。障子を開放!
リビングとつながります。

障子を閉めた状態。落ち着いた雰囲気に変わりますね。

そしてもう一枚。お父さんが夜遅く帰ってリビングで
くつろいでも明かりが漏れないようにしてます。


そしてこの2枚の建具、このように壁の中にピッタリと
入っていくんです。戸袋方式と言います。
もう一つ、鴨居に注目していただくと細い溝になってますよね!
天井の杉板の連続感を出来るだけ損なわないようにするため
このような難しい仕事を大工さんにしてもらってます。

リビング側からはこんな感じです。和室側の本棚同様にこちらは
TVカウンターを作って収納にしています。

障子を閉めた状態です。お気づきでしょうか?和室の天井高さと
リビングの天井高さが違うのでその差を利用して間接照明に!
和室側の天井がそのままリビング側に延長されてます。
また長くなってきたので続きは次回にしま~す。もうあと2回程
続きそうな気が・・・(^^♪