2016年 04月 19日
着々と |
'田尻の家’では大工さんがコツコツ(着々)と造作工事を進めています。
室内の床が張り終わり建具枠を収めていっています。さてこの建具枠、
こんな風に作っています!という事を紹介したいと思います。
私の設計の場合、ほぼ引き戸を採用します。もちろん開き扉や折れ戸も
用途によって使い分けています。引き戸でも片引き、引き違い、3枚引き、
壁の中に入っていくようにした戸袋付き、などなど様々です。
よって取り付く枠も一つひとつがその建具寸法に応じて作っていくのです。
設計図面は1/30ですが現場用の図面(施工図)は1/5や場合によっては
1/1つまり原寸で描くこともあります。
建具枠も施工図を描くことから始まりミリ単位で検討します。そして数量を拾
い出し、そこから加工場で木材をその寸法に加工、そこから現場に搬入です。
最後は大工さんによって現場で微調整し取り付けていきます。
文章で書くだけでも手間がかかります(笑)。実際作業されてる大工さんは
素晴らしいですね!
現場監督さんによって詳細に書いた建具枠の施工図。
必要な形状を記載し数量を拾い出していきます。これだけでも大変な作業ですね。
上記を基に加工されてきた枠。これは鴨居です。
必要長さに切っています。
最初はこうして短いものをあてがって確認しています。
状況に応じこうしてノミを突いて微調整をしています。
こうしてやっと組まれた枠、手間暇かかります。
室内の床が張り終わり建具枠を収めていっています。さてこの建具枠、
こんな風に作っています!という事を紹介したいと思います。
私の設計の場合、ほぼ引き戸を採用します。もちろん開き扉や折れ戸も
用途によって使い分けています。引き戸でも片引き、引き違い、3枚引き、
壁の中に入っていくようにした戸袋付き、などなど様々です。
よって取り付く枠も一つひとつがその建具寸法に応じて作っていくのです。
設計図面は1/30ですが現場用の図面(施工図)は1/5や場合によっては
1/1つまり原寸で描くこともあります。
建具枠も施工図を描くことから始まりミリ単位で検討します。そして数量を拾
い出し、そこから加工場で木材をその寸法に加工、そこから現場に搬入です。
最後は大工さんによって現場で微調整し取り付けていきます。
文章で書くだけでも手間がかかります(笑)。実際作業されてる大工さんは
素晴らしいですね!
by plus--y
| 2016-04-19 08:41
| 田尻の家
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